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2016年卒予定の先輩たちは、就活スケジュールが後ろ倒しになった初めての年。
当事者にはもちろん、世間的にも大きな話題となりましたね。
学業に支障が出ることを避けるために今回から実施された取り組みでしたが、「逆効果ではないか？」と不安を抱く人も多かったようです。
 
採用情報の公開解禁日である3月1日前後、各メディアでは「就職活動解禁！」「短期決戦の就活がスタート」などと連日報道されていました。
しかし実際のところ当の学生たちは、「短期決戦になって何かが変わった」と実感していたのでしょうか？
 

 「就活解禁ってボジョレーかっ！？」

2015年3月1日、ネット上では就活生同士でこのような発言があったのでご紹介します。
 
「みんな就活解禁で騒いでいるねー。」
「就活解禁ってなに？　メディアが騒いでいるだけな気もする……」
「就活解禁ってボジョレーみたいだよね（笑）」
「就活スケジュールの変更が、どういうことなのかよくわからない……」
「15卒の先輩たちより“短期戦”ってことでいいのかなぁ？？」
「実際、就活スケジュールが後ろ倒しになったけど、就活が気になって学業に思うように専念できなかったかも」
 
このように世間で騒がれているほど、「解禁して何かが変わった」という実感値は低く、様々なメディアが発信する情報に振りまわされ、不安を感じるにすぎなかったようです。
 

 スケジュールに左右されずにしっかりと準備をしておくこと

採用情報解禁となった3月1日、選考開始となった8月1日――
と選考スケジュールは決まっていますが、企業は“インターンシップ”や“イベント”“セミナー”などを開催し、水面下で早期から選考に着手しているのが現状。先輩たちの中には、気付いたら「選考が終わっていた」なんてこともあったようです。
気になる企業があれば、ホームページなどで動向をチェックしておきましょう。スケジュールに左右されることなく、早めに動き出すことをオススメします。