※前回のおさらい
大学3年生の夏に参加した新聞社のインターンシップでは、周りの学生のレベルの高さに圧倒され、グループワークに悪戦苦闘……。しかし、仲間との出会いやワークを通して日々多くのことを学んだのでした。
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第3回目の今日は、「インターンシップに行くべきか」という問いについて、わたしなりの答えを書いていこうとおもいます。
学生時代は…
・入社3年目
・文系女子。教育系の学部。
・インターンシップは2回参加。
1回目は1年生のとき、授業のために参加した区役所のインターンシップ。
2回目は3年生のとき参加した、新聞社のインターンシップ。
わたしの考え:
「人それぞれ」
……というのは、あまりにも乱暴すぎるので細かく説明すると
A社のインターンシップに参加したら、A社の選考に有利なのか?と考えてみます。
たとえば、企業のことや社風がわかるという点で、参加していない学生よりは差がつくと思います。
そして、わたしのエピソードのように、志望業界や志望企業が同じ学生に出会うことはとても刺激を受けるので、その後の就職活動のメンタル部分では、プラスになります。
よくある、人事担当者とコネをつくって……ということも、実際はアリですし、むしろせっかく多くの社員と出会えるチャンスを勝ち取ったならば、それをいかすべきだと個人的には思います。接点が取れる分、逆に注意が必要な点もあり、例えばマナーを守らなかったりすると、悪い印象を与えてしまうこともあるかもしれませんので、行動は慎重にしてくださいね。
インターンシップに出たから有利なのではなく、インターンシップを生かす必要があるよ!ということは強くみなさんにお伝えしておきたいです。
そのためには、「インターンシップに参加する目的」を自分の中ではっきりさせておきましょう。
わたしの考え:
「おもしろい」
……と思うのは、わたしが社会人になったからでしょうか。
キッザニア、社会科見学、修学旅行内の研修など、仕事体験の機会はいろいろありますが、
いろいろな企業のオフィスで、その企業の社員と交流しながら業務体験ができるのは、インターンシップならではの良さ。(それがインターンシップの目的でもあるのですが)そういった意味では、いまこの時期でしか参加できない「チャンス」だと思います。
ちなみに、これからみなさんが受ける会社説明会は、おそらく1時間から2時間程度、会えるのは人事担当者と若手社員数人……
みなさんが知りたい「社風」や「リアルな現場」を知るには時間が足りないんじゃないかな、と思います。
わたしはただ「おもしろそう」だけで参加を決めましたが、とても良い経験ができたと思っています。以前書いた仲間との出会いやグループワークへの対策だけではなく、業界や企業のこと、広告のこと、メディアのこと、販売促進、営業…さまざまな観点で働くことについて興味を持てるようになりました。
インターンシップを義務的に考えるのではなく、今後を考えるためのチャンスにつかってみる……という観点でみてみてください。
企業を選ぶとき、自己分析をするとき、自己PRを考えるとき、きっとインターンシップの経験はみなさんの指標となってくれるはずです。
・インターンシップはチャンス!義務ではないです。
・目的を持つとなおさらよいです。
と、第3回は少しまじめになってしまいましたが、こんなこと知りたい、あんなこと知りたいと興味の幅を広げるチャンスにできるならば、ぜひとも戦略的にインターンシップを利用してほしいなと思っています。
これから、悩んだり不安に思うことも多くなるかもしれませんが、体調には気をつけて活動してくださいね!
3回分、読んでいただきありがとうございました。