接客業では、「前日呑みすぎて酒臭い息がお客様にバレる」などという事態は絶対NG。また、どこでお客様に会う(見られている)かわからないため、通勤服や雑談にも気をつかうとも言います。
そこで今回、JOBRASS編集部では、接客業に従事する人たちに、「接客業だからこそ、日頃気をつけていること」を教えてもらいました。
もっとも多かったのは、服装など身だしなみについてで、接客中はもとより、いつどこで誰に見られるかわからないことを意識する、という声は多数。例えばカフェで、客側は店員の顔を覚えているかもしれませんが、店員はすべての客を覚えていられるわけでもないでしょう。同じ理由で、身だしなみ以外に言動・マナーにも気をつけるという声も多くあがりました。
その店員のイメージが「店」のイメージにもつながるもの。とりわけお店の近くでは、利用客と遭遇する可能性が高いため、いくら休憩中や就業時間外といっても気をつけるようです。
・いつ会ってもいいように服装には気をつける(女性/営業・販売/26歳)
・身だしなみをきれいにする(男性/会社経営・役員/41歳)
・シャツ等だらしない格好はしない(男性/営業・販売/40歳)
・お肌や手など、清潔感には気を付けている(女性/会社経営・役員/23歳)
・客商売なので、化粧や身だしなみをきちんとする(女性/総務・人事・事務/48歳)
・鼻毛が出ないように(男性/研究・開発/32歳)
・歯をきれいにする(男性/その他/42歳)
・ハンドケア、歯磨き、姿勢(女性/その他/33歳)
・爪を磨く(男性/その他/38歳)
・口臭や体臭に注意(男性/その他/39歳)
・口臭対策をしています(女性/その他/34歳)
・にんにくのにおい(男性/その他/45歳)
・歯磨きや口の健康には気を使います(女性/その他/35歳)
・言葉遣いには特に気を付けている(女性/その他/32歳)
・声のトーンとスピード(女性/営業・販売/48歳)
・言葉遣いや仕草はもちろん、プロ意識を持つ(女性/その他/21歳)
そして、健康管理はもちろん、体力づくりを意識するという声も。勤怠にもかかわりますが、例えば顔色が悪かったり、咳をしていたりしては相手に不快感を与えてしまいます。
・健康。喉の調子を崩さない(女性/その他/42歳)
・人にうつる病気をしないための健康管理(女性/その他/43歳)
・お客様に不快感を与えないよう、体調には気を使っている(男性/営業・販売/43歳)
・体型を維持できるよう、食事や運動などを取り入れている(女性/その他/40歳)
・動いたり体力がいるので寝不足には気を付ける(女性/その他/28歳)
・体力(男性/コンピュータ関連以外の技術職/48歳)
・風邪を引かないように心がけている(女性/その他/39歳)
・変則勤務の為、飲みすぎて次の日遅刻しないように(男性/その他/42歳)
その他、「いつも笑顔」(男性/営業・販売/42歳)「笑顔、人に思いやりを持つ」(男性/研究・開発/33歳)「疲れていても嫌な顔を見せるわけにはいかないので、笑顔を多く見せられるように顔の筋肉を緩めておく」(男性/その他/41歳)など、日頃から笑顔をこころがけているという声も。気持ちいいサービスの裏には、日々の努力があるのですね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年10月13日~10月23日
対象:土日祝が休みではない仕事をしている社会人 計109名