最近人気の高まりを見せている一般職。基本的には外回りや出張のない“内勤”で、営業など総合職社員のサポートなどを担当します。そんな一般職の人たちは、どういうところに喜びややりがいを見出しているのでしょうか?
今回JOBRASS編集部では、一般職として働く社会人100名に、仕事で感謝されたり喜びを感じたりするのは、どういうときかを聞いてみました。
もっとも多かったのは、「ありがとう」など感謝の言葉を言われたときでした。お客様だけでなく、社内の人からもお礼を言われるとうれしい、という声は多数。
総合職として働く男性・Nさんは、「資料を作ってくれたり、こちらが仕事しやすいようにサポートしてくれたりする人がいるから、自分も仕事ができる。いちがいに資料作りといっても、案外細やかなところに気が付く人とそうでない人がいるもの。感謝の言葉は、言いすぎることはないと思っています」と話します。
・ありがとうなど感謝の言葉をいただくとき(男性/コンピュータ関連技術職/41歳)
・お客様に感謝されたとき(女性/総務・人事・事務/43歳)
・お礼状が届いた(男性/デザイン関係/27歳)
・営業の方にいつも支援してくれありがとうと言ってもらったとき(女性/企画・マーケティング/40歳)
・営業店舗から感謝の言葉を聞いたとき(女性/総務・人事・事務/27歳)
・自分が作成した計画書を元に仕事が受注できたときに営業さんからありがとうと言われたとき(男性/研究・開発/38歳)
感謝とともに、多かったのが「褒めてもらえた」「喜んでもらえた」というものでした。お客様はもちろん、サポートしている人に喜んでもらえると、自分の存在意義を実感することができ、やりがいにもつながりますね。
・お客様の笑顔(女性/公務員/27歳)
・お客が喜んだ(男性/その他/49歳)
・お客様から「助かった」等の励みの言葉をかけられたとき(男性/営業・販売/40歳)
・お客様の期待以上の結果が出たとき(男性/営業・販売/48歳)
・お客様の想像以上に満足を頂いたとき(男性/コンピュータ関連技術職/46歳)
・ほめられたとき(男性/その他/47歳)
・自分のまとめたものが分かりやすいと褒めてもらえたとき(女性/その他/41歳)
・相手の期待以上の早さ、資料のできのよさを誉められたとき。得意先から「営業よりも頼りになる」と言われたとき(女性/総務・人事・事務/32歳)
・電話の応答が丁寧で、話しやすいと言われた(女性/研究・開発/41歳)
・上司にグッジョブと言われる(男性/その他/42歳)
予定どおりに仕事をすすめることができたとき以外に、突発的な頼まれごとを無事やり遂げたときにも達成感を感じる、という声がみられました。「無理なお願いを気持ちよくきいてくれ、またそれが見事に仕上がってくると、もう頭が上がりません。絶大な信頼につながります」(前出・Nさん)
・ミスなく仕事を終えたとき(男性/研究・開発/48歳)
・急ぎの仕事をパッとこなすことができたとき(男性/総務・人事・事務/36歳)
・仕事を多くさばけた時(男性/その他/34歳)
・自分の思い描いた通りに仕事が進められたとき(男性/コンピュータ関連以外の技術職/35歳)
・提案が需要にマッチしたとき(男性/営業・販売/39歳)
・問題が解決したとき(男性/コンピュータ関連技術職/41歳)
信頼されていることや、誰かの役に立ったと思えたときは、やはり喜びを感じるものです。また、「みんなと一緒に達成感を得たこと」(男性/その他/47歳)など、自分もなんらかの案件に参加している、同じ目標を追いかけているといったことが実感できたとき、という人もいました。
・信頼される(男性/その他/28歳)
・たよられる(男性/総務・人事・事務/33歳)
・間違いを教えたり、人に何かを教えることができたり、社員の役に立ったとき(女性/総務・人事・事務/25歳)
・営業成績が上がったとき(女性/総務・人事・事務/41歳)
・自分の提案が上手くいった(男性/総務・人事・事務/48歳)
その他、「ボーナスをたくさん貰ったとき」(男性/総務・人事・事務/44歳)と、日ごろの努力がボーナスに反映されたとき、という声も。一般職・総合職にかかわらず、仕事をしていて喜びを感じるときというのは、案外シンプルなものなのかもしれませんね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年8月16日~2017年8月23日
対象:企業の一般職として働く男女 計100名