転勤や異動の幅が広い総合職と異なり、基本的に内勤で、業務も決まったものであることが多い一般職。そんな一般職でもなかなか大変なことはあるんです。今回JOBRASS編集部では、一般職として働く社会人100名に対し、これまでの失敗エピソードを聞いてみました。もっとも多かった失敗は……!?
多かったのは、FAX・電話関連のエピソードでした。特に電話は、違う人に取り次いでしまった、名前を聞くのを忘れた、切ってしまったなどといった“取次ミス”をした、というものから、対応が悪かったというもの、さらには「電話でなまった」(女性/公務員/27歳)というものまでさまざまです。
・faxを違う会社に送った(男性/総務・人事・事務/44歳)
・間違えて電話番号にファックスを送ってしまった(男性/営業・販売/48歳)
・かかってきた電話を、担当の人に回すのに切ってしまった。同じ人に三回(女性/研究・開発/41歳)
・電話をたらいまわしにされたと苦情を受けてあたふたした(男性/公務員/40歳)
・電話を取次間違えた(女性/コンサルタント/41歳)
・電話対応していたが、名前を聞くのを忘れた(男性/営業・販売/39歳)
・電話を受けたことを伝えていなかった(女性/その他/49歳)
・電話を他の電話と間違えてお客様を怒らせてしまった(男性/総務・人事・事務/41歳)
・電話対応が悪く、相手に不快感を与えた(男性/その他/46歳)
・急にお客様の電話をとることになったとき、ちぐはぐな答えをしてしまった(男性/コンピュータ関連技術職/41歳)
・名前を聞き取れなかった(女性/その他/43歳)
メールで多いのは、宛先や、名前表記を間違えたというもの。時と場合によっては重要な情報を漏らすことになりかねないため、気をつけたいところです。
・メールの宛先をまちがえた(男性/コンピュータ関連技術職/41歳)
・メール宛先を間違えて送信したことがあり、ccにいれていた部長に見つかりお叱りを受けた(男性/研究・開発/38歳)
・メールでの名前を間違えた(女性/その他/26歳)
経理処理を任されることも多い一般職。計算ミスや、数字の単位を間違えたなどというエピソードも散見されました。
・0の単位を間違えた事(男性/研究・開発/46歳)
・客からの集金額を間違えた(男性/公務員/33歳)
・給料の計算ミスで大失態(男性/コンピュータ関連技術職/47歳)
・発注する数を間違えた(女性/総務・人事・事務/24歳)
・返信用封筒への切手の金額ミス(女性/総務・人事・事務/27歳)
総合職の営業担当から「これ、請求書出しておいて」と頼まれたものの、請求先を間違えたという人も。本来請求すべきところに請求書を出していないと、いつまでたってもお金が振り込まれないという事態になってしまいます……。
・請求先を間違えた(男性/総務・人事・事務/48歳)
・お客様へ請求書の送付先を間違えてしまった(女性/総務・人事・事務/33歳)
・発送商品の間違い(男性/その他/31歳)
お茶や食事の用意をする会社からは、飲食関連の失敗エピソードも寄せられました。
・お客様用のお茶セットの湯呑みを、転んで10個くらい割ってしまった(女性/総務・人事・事務/43歳)
・お弁当についているしょうゆを取り外さずに丸ごとレンジに入れて爆発させたこと(男性/その他/31歳)
制服関連で困ったことを引き起こしてしまったというのも、一般職ならではでしょうか。
・ストーブで制服を焦がした(女性/その他/41歳)
・制服が破れた時困ったな(男性/コンピュータ関連以外の技術職/35歳)
その他、事務関連の失敗エピソードとしては、「コピーを反対に印刷した」(男性/コンピュータ関連以外の技術職/48歳)、「重要なデータを誤って削除してしまった」(女性/企画・マーケティング/40歳)、「大事な書類を間違えてシュレッダーにかけてしまった。パソコンの中にデータはあったので、こっそり再印刷しました」(男性/その他/30歳)などが寄せられました。
一般職の人たちが社内での事務処理をスムーズにすすめてくれるからこそ、仕事も円滑にまわるもの。電話ひとつでも、気持ちよく取り次ぐためにはテクニックがいることがわかりますね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年8月16日~2017年8月23日
対象:企業の一般職として働く男女 計100名