ESや面接ではあなたはどんな人か、面接官や担当者に伝える必要があります。
そのために「自己分析」は欠かせないのですが、どのようにしたらいいのかわからない!という学生さんも多く見受けられます。
そこで今回は、就職活動でESや面接で自分のことをアピールするために、採用担当の方から、「あなたにしてほしい本当の自己分析」を伺いました!
ぜひ、参考にして本当のあなたを採用担当者にアピールしてください!!
自己分析とは、「過去や現在の自分の行動や経験したことを振り返り、自分の持っている個性や特徴を理解していくこと」です。
これをもとに、ESや面接で自分の長所や強みを伝えていきます。
以前は「自己分析」をきちんとせず、その場かぎりで自己PRなどを行っている学生が多かったそうです。
その頃に比べれば、最近の学生は内省した自己分析がきちんとできている!とのこと。
しかし、実際には採用担当者の心をぐっと掴むような自己PRが少ないのが現実・・・。
あと一歩の追究が足らないのです。では、それはなんでしょうか?
ポイントは、その企業で「はたらくこと」とは何かを、企業側の視点で想像しながら自己分析することです!
具体的に見ていきましょう。
過去から自慢できることを探すのが自己分析ではありません。
なぜ行動したのか、達成できたのかを振り返ることで、行動の軸が見つかります。
自分の行動の軸と、企業が掲げる理念を比較してみてください。
単に「企業理念に、ビジョンに共感しました!」はNG。
「企業理念に基づいて行われているこの事業に共感し、私の行動の軸と、この部分で共通すると思います。」
このように具体的に伝えられるよう、分析しましょう。
得意、好きなことが、必ずしも自分の強みとは言えません。
企業に求められている素質とは限りません。
強み、素質は他者が評価して表れるものです。
伝える時は、なぜ得意になるまで続けられたのか、なぜ今でも好きなのか、企業にどのように活かせるかを分析しましょう。
「仕事を続けられるか」「いかにあなたの特徴が事業で活かせるか」を採用担当者が想像できるように、具体的に伝えることが重要です。
自分のやりたいことがその企業のどの事業で、どのように実現できるかを想像し、具体的に伝えることがポイントです。
「自分の持ち味や、やってみたい仕事のビジョンが一致するかどうか」というところまで落とし込むことで、人事の方に働く姿を想像してもらえます。
企業の行っている事業と、自分がやりたいことを、きちんと照らし合わせていきましょう!
もちろん、実際に体験はしていないので、間違っていても大丈夫です。
その企業で「はたらくこと」をリアルに考え、「知る」就活でなく、「解釈する」就活をしてほしい。
「解釈した」ことを論理的に説明できれば、各企業の人事の方に、より魅力的な人材にうつる!
採用担当の方からのメッセージです。
難しいですよね。
受ける企業、全てに行う時間がないかもしれない。
しかし、新卒の就職活動は今しかありません!
ぜひ、「後悔のない就活」をしましょう!