就活生にとっては、もはや必携アイテムのスマートフォン。でも、便利だからといっていつでもどこでも頼り切り過ぎている姿は、時として「スマホばかり触っている時点で印象が良くない」(女性/その他/41歳)という評価になることも……。何気なくスマホを使ったことで、それが思ってもみないマイナス評価になってしまうかも!?
今回JOBRASS編集部では、採用担当者100名に、学生・若者のスマホ利用について、「それはない」と思ったことを、理由も合わせて教えてもらいました。
「スマホがないと行動できないようになっている」(男性/その他/42歳)、「なんでもスマホ頼り」(男性/その他/42歳)など、“なんでもかんでもスマホ”という若者の生態に辟易している担当者は多い様子……。
・スマホばかり触っている時点で印象が良くない(女性/その他/41歳)
・面接時、待ち時間にスマホしてる人が多い(男性/その他/42歳)
・トイレにスマホを持って行くのは不衛生だし、不可解(女性/総務・人事・事務/32歳)
・歩きスマホがダメ(女性/その他/45歳)
なかでも「スマホでメモをとる」という回答は多数。学生にとってみれば当たり前でも、企業や担当者によっては、まだまだネガティブな印象をもたれるようです。
・メモをとるときにスマホで撮影はない!!(男性/その他/48歳)
・会社説明会を動画撮影している(女性/総務・人事・事務/41歳)
・面接中、いつ頃連絡をする等の話の時に、学生がスマホを取り出し、メモをしたのは驚いた。通常、メモ帳に書くものと思っているため、ありえないと思った(女性/その他/39歳)
若手社員らが、会議中や人と食事をしているときにもずっとスマホを気にしている姿もチェックされています。「就活中だけ気をつければいいというわけではありませんが、もし選考途中の会食でこれをやったら、一発アウトにしますね」(女性/その他/38歳)との声も。
・食事しながらスマホ。目の前に会話相手がいるのに(男性/営業・販売/46歳)
・食事中にスマホばかりいじっている(男性/総務・人事・事務/40歳)
・会食のときほとんど見ていたりすること(男性/その他/48歳)
・会議中にスマホを再三見ること。集中していない証拠(男性/その他/47歳)
・話の途中でLINEを見る(男性/その他/46歳)
「マナーモードも、ヴァイブレーションにもしないほうがいいですね。ブルブル震える音は案外響きます。また、面接部屋を出たとたんにスマホをチェックするのも、“集中していない”感じがしてしまう担当者はいるようです。それだけで合否には関わりませんが」(男性/その他/43歳)。
・面接中にスマホを机上に置く。礼儀としてカバンの中に電源を切って入れておくべき(男性/その他/45歳)
・面接中に携帯電話に出る(男性/総務・人事・事務/38歳)
・面接中にスマホや携帯の電源を切ることは社会常識であり、音が出た時点でマイナス評価となる(男性/その他/46歳)
・部屋から出て、すぐスマホ確認(男性/研究・開発/43歳)
・待ち時間にゲーム(女性/その他/40歳)
・会社の廊下で、ポケモンGOをしていた(男性/会社経営・役員/46歳)
自分宛ての連絡をチェックしたり、スマホで情報を確認したりするなど、“遊び”の利用というわけではなくても、“どこでもスマホ”“人と一緒にいるときにスマホ”は、集中していないと見られてしまう可能性大。就活生は、面接中だけでなく、一歩その企業に入ったら、歩いているところや待ち時間の態度もすべて見られていると思って過ごしましょう。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年4月14日~2017年4月19日
対象:企業の採用担当者 計100名