就活生になると、同級生はほとんどが“ライバル”。「何にもしてないよお~」と口では言っていても、実はこっそりいろいろと努力しているものなのです。今回JOBRASS編集部では、社会人101名に、「今だから言える、周りには言わずに努力をした、就活に関わること」を聞いてみました。
多かったのは、面接時に担当者に与える印象を良くするべく、笑顔や良い姿勢、言葉づかいなどが自然にできるように、日常生活のなかで意識するというもの。そして、選考に於いて重要な位置づけとなるエントリーシートや面接について、周囲の社会人に見てもらったという声が続きました。
今回は【前編】として、面接時、担当者に与える印象を良くする努力。【後編】では、選考でポイントを高くするための努力をご紹介します。
就活スタート時に大切なのは、自分にとって努力すべきは何かを知ること。でも、そもそも自分に足りないものがわからず、何をしたらいいかわからないという人は、役立つ経験談が満載です。
■笑顔、好印象を与える表情の練習
・なかなか自然に笑うことができなかったので口角を鍛える訓練をした(男性/総務・人事・事務/29歳)
・スマイルづくり。化粧室などの鏡でチェックするようにした(女性/その他/25歳)
・常に前向きで明るくみえるように心がけること(女性/総務・人事・事務/25歳)
・本番になると緊張して顔の筋肉が強張ってしまうから普段から顔の筋肉をほぐすマッサージなどをしている(女性/その他/22歳)
■化粧、身だしなみの研究
・化粧の練習をしたことと、鏡の前で笑う練習をしたこと。鏡の前ではお辞儀の角度も練習した(女性/公務員/34歳)
・身だしなみは第一印象になるので、そういったセミナーで顔のお手入れなど、印象についての効果を勉強して実践していました(女性/その他/33歳)
・アクセサリーやピアスを着けないでネイルチップを外して美容室で黒髪戻し(女性/その他/21歳)
■発声の練習
・自宅のトイレや布団の中で大きい声を出して面接の練習をしました(男性/その他/28歳)
・一人で自宅にいるときに、発声練習とか鏡を見て表情を確認したりした(男性/その他/26歳)
■姿勢を良くする練習
・姿勢に気をつけていることで、面接でも姿勢に気をつけて受けることができる(男性/金融関係/36歳)
・姿勢を正すようになった。今までは猫背でしたが、印象を考えてなおしました(男性/その他/31歳)
■お辞儀の練習
・お辞儀をした時に前髪が落ちない、髪の毛を気にして手をみだりに動かさないなど、とにかく身だしなみとお辞儀はきれいにすることを考えていました(女性/総務・人事・事務/28歳)
■挨拶やドアの開け閉めなど、気配りやマナーの練習
・家でも扉の開け閉めや言葉遣いを気をつけるようにした。普段の習慣がちょっとしたところで出てしまうから(女性/その他/26歳)
・あいさつをきちんとできる体制にいつもしておくように心がけている(男性/営業・販売/34歳)
・細かな気配り。戸を閉める時や、椅子を引くしまうなどを自然にできるようにした(女性/その他/26歳)
■ダイエット
・ダイエットをして外見を美しくして好印象をもってもらおうとした(女性/総務・人事・事務/28歳)
面接では、担当者に与える第一印象が肝心です。先輩の経験談をぜひ参考にしてみてくださいね。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年2月10日~2017年2月17日
対象:社会人1~2年目の男女 計名101名