73%の人が「就職活動への自信がない」と回答したように就職活動といえば「辛い」、「怖い」というイメージを持った人がきっと多いでしょう…。解禁前の現時点では、漠然とした不安があると思いますが、何が待ち構えているかを知っておけば、今やるべきことが見えてくるかもしれません。
そこで今回、就職活動を終えた先輩たちに「就職活動をしていて、最も辛かったこと」を聞いてみました。回答が多かった順にトップ5を紹介します。
・「就職活動をしていて、最も辛かったことランキングトップ5」
1位 面接が苦手:45.5%
2位 エントリーシートを書くのが大変:17.5%
3位 忙しい:10.5%
4位 友人・知人と比較してしまう:8.5%
5位 筆記テスト・SPIが苦手:7.5%
このように、およそ半数近くの人が「面接が苦手」と回答し、他に比べて圧倒的に多いという結果になりました。
「エントリーシートや筆記試験は考える時間があるので慌てることは少ないが、面接はとっさの判断が必要なので、慣れていないと慌ててしまう」
「最初の面接で異常なくらい緊張しちゃって、頭が真っ白になった経験があるので、嫌なイメージがあります」
といったような声もあり、多くの人が「一番緊張した記憶がある」との意見を寄せていました。
最初の面接で緊張するのは仕方ないことなので、早いうちにその壁を壊しておいたほうがいいのかもしれません。「面接は数をこなすしか攻略法はない」という声も多くあったので、“第一志望の企業が初めての面接”という事態は避けるべきでしょう。
また、4位には「友人・知人と比較してしまう」という対人関係のものがランクインしました。「就職活動は自分と企業のマッチングであって、周りは関係ない」とよく言いますが、実際、友人の状況が気にならない人のほうが少ないのではと思います。この時期の会話で、就職活動ネタはタブーな雰囲気になりがちですが、もっとオープンに、有効な情報交換を積極的に行えば、説明会・選考の情報のみならず、体験談でさえも、お互いにとって大切な情報となります。しかし、その情報が信頼できるものなのかを、自分で見極めなくてはいけないということは忘れずに! デマに振り回されることほど無駄なものはありません。知識を自分の武器にできるようになることが、就職活動攻略法のひとつなのかもしれませんね!
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース2016調べ(インターネット調査)
調査期間:2014年11月21日(金)~11月23日(日)
対象:入社1~2年目の社会人100名、就職活動を終えた2015年度卒予定の学生100名