以前JOBRASS編集部では、「85%の面接官が、学生が言う『御社が第一志望です』は『ウソでも仕方がない』と思っている」という調査結果を発表しましたが、それ以外にも、就職活動を終えた先輩たちの中には、面接でこんなウソをついている人もいるようです。
■数分だけ「別の自分」を演じました…
「長所を質問されたとき、『誰とでもコミュニーケションがうまくとれる』と言った」
「面接の間だけ、元気なフリをしていた」
「本当は人見知りなのですが、『見知らぬ人と会話するのが好き』と話した。受けた企業が接客業だったので」
「『体力があり、真面目』とアピールしましたが、実際は正反対」
■話を盛りました…
「ペーパードライバーなのにバリバリ運転している風に演じた」
「本当はすぐ辞めたのに、アルバイトをしていた期間を長めに言った」
「ある試験の点数を実際よりも高い点数にした」
「テレアポ営業を2回しかやったことがないのに、1ヶ月間やったことにした」
「特技を登山にした。本当は僅かしか経験がなく、特技といえるレベルではない」
「学生生活で頑張ったことを言うとき、自分はリーダーではないのに『リーダーとして頑張った』と、かなり盛って話した」
■根も葉もないウソをつきました…
「親が大企業の役員ということにした」
「家族と仲が良いのかと聞かれて、本当は普段あまり会話がないが『とても仲が良い』と、すがすがしく答えた」
「『恋人はいますか?』という質問に、見栄を張って『います』と返答した」
「地元の名士を親戚だと言った」
なかには「今朝新聞を読んだかと聞かれて『読んだ』とウソをついたが、すぐにバレた」、「趣味は音楽鑑賞と適当に言ったら、その話題を深堀りされて困った」など、ウソをついて追い込まれた経験をした人も少なくないようです。「ウソも方便」ということわざもありますが、そのウソは時と場合によって必要とされているものなのか、しっかり見極めることが社会人としての第一歩になるのではと思います。
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース2016調べ(インターネット調査)
調査期間:2015年2月10日(火)~2015年2月13日(金)
対象:入社1~2年目の社会人、就職活動を終えた2015年度卒予定の学生 計365名